純金ゴールドの価格推移

純金の価格推移をみて売買のタイミングを計ろう

ゴールドの価格がどのように決まるかというところで、お知らせしました。

海外の相場と、為替相場　両方の影響を受ける　

hiyoko

金価格の変動の要因はなにがあるの？

海外の相場と、為替相場　両方の影響を受ける

この二つは、どのようなことが反動の要因になるのでしょうか？

金海外価格が同じ場合は、円高△になると、国内金価格は　▼下がります。

金海外価格が同じ場合は、円安▼になると、国内金価格は　△上がります。

それ以外の要因は・・・・・

１）ドルと金価格の関係

世界の基軸通貨はドル、世界経済活動は、ドルそのものとドル資産に依存しています。

一般的にドル安になれば、その投機先として、金が買われ、金価格は上がっていきます。

2008年世界的な金融危機発生のドル下落時は、損失補填のため換金売りによる金価格の下落になりました。

ドルの価値が下がれば、金が上がるという、単純な動きではなくなっています。

一般的には、ドル安になると、金が買われ価格上昇

neko

２）アメリカ経済の影響

米国経済は、ドル価格に影響します。

米国経済の好調を示す数値が出ると、金が売られドルが買われる。

2001年9月・米国同時多発テロ

2007年8月・サブプライムローン問題

2008年9月・リーマンショック・大手金融機関をめぐる信用不安

2011年8月・米国債を格下げ

このアメリカ経済の不安要素で、金価格は、複雑な動きに

一般的には、米国経済が好調だと、金が売られ価格下降

neko

３）原油価格とインフレ

第二次オイルショックの1980年１月につけた金価格850ドル/トロイオンス

原油価格の上昇とインフレ発生、金価格の上昇は、原油価格と金価格は比例するといわれた。

2014年以降は金価格との相関を逸脱した原油価格の急落が見られ、複雑さを増します。

一般的には、原油価格と比例し、金価格上昇

neko

４）オイルマネー

原油価格上昇、増大したオイルマネーは投資マネーとして、金価格を上げていました。

昨今の原油価格の低迷により、自国の財政強化を務め、従来のようなオイルマネーの流出は見られません。

５）中国・インドの経済成長

好調な経済成長を続ける中国、インドは、元々金が好きの国民性であることから、金保有に力をいれています。

インド・中国の経済成長が続けば、中国はこれから一般市民にも私的保有が認められようとしています。

中国・インドなどBRICsの経済情勢が金価格の変動の大きな要因となります。

米国だけではなく、中国・インドなどの経済事情が金価格に影響

neko

６）年金ファンド

年金基金にとって一番怖いのはインフレと同時株安などの危機的状況。

金をポートフォリオの一環に組み込むことは重要と考えれれ、

長期的視野で運用する、つまり「バイ　アンド　ホールド」で、目下価格の下支えの大きな役割を果たしていると言われています。

７）戦争などの有事

「有事の金」といわれてきました。

1979年アフガン侵攻、イラン革命、在イラン米国大使館占拠などで金価格は大きく上がりました。

1982年のフォークランド紛争や同年のメキシコ債務危機も金価格は上昇しました。

2001年9月米国同時多発テロ、2017年4月の北朝鮮の核ミサイル実験、米国のシリアへの空爆

金価格の上昇がみられます。

有事の金・戦争などの有事で、金が買われ価格上昇

neko

税抜参考小売価格　円/ 1g

２０２０年６月の段階で、最高値を更新しましたね。

１９８０年の１月の　６,４９５円 / 1g でした。

・国内小売価格税込みの、最安値・・・８３６円 / 1g　　（1999年9月）

・国内小売価格税込みの、最高値・・・６,７１２円 / 1g （2020年5月）

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